自分はアニメから入って、その後ありがたいことに以下のインタビューを担当することになったので原作読んでドハマリ。
https://natalie.mu/comic/pp/hibike_eupho
自分は人並み程度にはアニメを観ているけど、このくらい作品にハマるのってそんなにない……思い返すと2011年からのプリリズ、2006年からのギアスがあるので大体5年周期だから意外とあったけど、とにかく自分が高校時代に吹奏楽部で頑張ってたなと錯覚してしまうレベルで好きになってしまったのです。久美子、3年間本当にお疲れ! お前はよく頑張った!
https://tkj.jp/info/euphonium/
そんな「ユーフォ」の電子配信が、6月28日に始まりました。
これまでなかなか電子配信をしなかった宝島社にとって、これで配信は2作目(この辺の話は長くなるので割愛。確かねとらぼ辺りで関連記事があった気がする)。
おかげでようやく全巻持ち歩きして、飲み会で「ユーフォ」の話になったら即座に「原作ではここはこうでござったな!」とかタブレットを指さしながら言って、「またすぐマウント取る~」とか言われがちになるのです。
そして電子版のもうひとつのいい点としてKENSAKUならぬ検索機能がありますよね。
というわけでこれを使った企画をいくつかやって、念願の電子配信を祝います。
で、「響け!ユーフォニアム」の好きな部分ってファンそれぞれにあると思うし、自分も魂の継承ものとして、「キャプテン」以来好きな部活代替わりものとして、あと天才と凡人の対比とか謎に女体を描写しまくる点(1巻冒頭からして久美子の貧相な体コンプレックスの話だからもう仕方ない)とかいろいろと好きなポイントがあります。
そのひとつが「クツリ」。作中ではおもに陽の感情のときに「クツリと喉を鳴らす」と表現されます(ちなみに笑うときは「クツクツ」)。
自分が愛してやまないマンガ「エアマスター」で「心が折れる音を聞いた」みたいなモノローグがあって「そんなん聞いたことねー」と思ってたのと同じくらい、自分は自分の喉が「クツリ」と鳴った記憶がないですが、それはそれとしてとても雅な表現ですね。京都だけに。
緑も「わーい、緑『クツリ』だーいすき」と言っています。
ただ最終楽章前編、後編を読み進めながら自分は「あれ? 今回はクツリがないぞ」と不安になったのです(確か1回だった)。
そこで電子版を検索して「クツリ」の数をカウントしたところ、とても興味深い結果となりました。
▲こんな風に楽しく検索できるぞ!(ファミ通風)
もう、断トツでクツリ回数が多いのがあすか。
大体彼女がクツリしているんだから、登場しない立華高校編はもちろんゼロ。その一方で久々に本格的に登場するぜ(おもにレズ度の増した香織との絡みで)となった短編集「ホントの話」では3回もクツリするのです。
とてもわかりやすいですね、もう田中あすかはクツリクイーンと言っても過言ではありません。
そのあすかの卒業後、北宇治高校吹奏楽部をクツリと支えてきたのが久石・夏紀との絡みをアニメでもっと見せろ・奏さん。
彼女は中盤からの登場(原作小説だと5冊分だけ!)なのに、3回もクツリしています。
メインがのぞみぞれの波乱の第二楽章後編、りりりんとスイーツ作るだけのホントの話、全然笑えない状況になる決意の最終楽章後編でゼロなのは仕方ない。
▲これ、今振り返ると3年編関西大会後の撮影時のイメージなのかなと。クツリしてそう。キャラクターデザイン池田晶子新規描き下ろし「久美子3年生編制作決定」イラストを公開!— アニメ「響け!ユーフォニアム」公式 (@anime_eupho) June 1, 2019
イラストには黄前久美子と久石奏、そして転入生の黒江真由が登場!
新体制の北宇治高校吹奏楽部にご期待ください🎵https://t.co/I7lxc7fTx7 #anime_eupho pic.twitter.com/0diwvzOO9R
というわけで何を言いたいかと言うと、そこそこ以上の実力があって高校に入ってからは楽しく部活していたのに、実力上位のいけ好かない女が転校してきたおかげでついに一敗地に塗れ、大好きな久美子もいなくなり、それでもなお悔しさを胸に未踏の地・全国大会を(どういう立場かは知らないけど)目指す奏と愉快な低音パート(求とか後輩育てられんだろう)の物語を観たいので、頼むから彼女がクツリと喉を鳴らしまくるであろう奏3年編を出してください!!!
次回は府大会→関西大会→全国大会と金、銀、銅、ダメ金のシステムの説明がどのように変遷してきたかか、麗奈が黒髪をなでつけた回数をカウントしてみたいです。
「ユーフォ」最高!
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