今年は、ただでさえ本業に副業のライター業に子守に家のことにと色々あるのに、そこに病気がとても続いてヤマイダレdarlin'って感じでしたが(同曲が10周年だからこそのどうでもいい言及ですよ)、
特に尿管結石が4回とか、マジで何なんだよという感じでした。もう酒は飲まない!
そんななかでもTVアニメを愉しむことだけはやめられなかった。たぶん230本くらいは愉しんだうえで、「もっと評価されるべきアニメ」なんて厭味ったらしい企画をするのがもう自分にはライフワークなんだと改めて実感した次第。
それはさておき「話数単位で選ぶ、2025年TVアニメ10選」に参加しないことには年を越せない。
というわけでレギュレーションです。
■「話数単位で選ぶ、2025年TVアニメ10選」ルール
・2025年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
・集計対象は2025年中に公開されたものと致しますので、集計を希望される方は年内での公開をお願いします。
●『未ル わたしのみらい』Episode 630「Re:MIRU」
ヤンマーが手がける、全話制作スタッフやスタジオが違う、謎に壮大なSF設定……とかそんな変なことが全部どうでもいいと思えるような、ものすごい爆発力のこのエピソードを選ばないなんてできない。
途中からの展開は、誰が観ても度肝を抜かれるバタフライエフェクトっぷりでしょう。今年一番見直したアニメエピソードだし、絶対に2020年代の終わりにも見直す。すげえ。
●『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』第2クール第23話「ひとりぼっちのサイエンティスト」
原作時点で明確にここがピークだったのでそりゃ盛り上がるだろうとわかってたけど、EDテーマ「no man's world」を使った、22話くらいからの演出は神がかってましたね。映像がもう……なのに、そこからのあのクレジット、そしてCパート。完璧過ぎて笑った。
今年のこのアンケートはこれが1位になると予想。大本命。
●『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』第12幕「王の凱旋」
今年は娘が2歳になり、ある程度コミュニケーションができるようになったのが非常に大きなトピックで。そんな感じなので小さな子供が頑張る話がとにかく泣けて仕方ない。
しかも上記『ドクストSF』23話のスイカと連日の放送で、もう涙が枯れた。あと原作だとルナの歩行って、もちろんあるけどそんなに大きな扱いじゃなかったと思うけど、それをこれだけ盛大にやってくれて大満足。
●『うたごえはミルフィーユ』第10話「手と手」
「最終回でOPが流れる」の極めつけ。
TOKYO MX民だと「うたミル」というプロジェクトが始まってからずっとCMで聞いてきた「思い出話」が、こんな扱いで、こんな思いが込められたらそら泣く。今年一番仕事の原稿で触れたのは、たぶんこれと『未ル』の4話。
●『異世界黙示録マイノグーラ ~破滅の文明で始める世界征服~』第12話「お月様が綺麗ですね」
虫が死ぬシーンでここまで心動くことは、もうアニメ体験でない気がする。
今年は万博が一番くらいで楽しいイベントで、とにかく待機列の待ち時間が長いのでいろんなアニメを観ていたのですが、サウジ館で並んでいた時に観たこれが一番動揺しまくった。万博のどのパビリオンよりすごかった。日本アニメ最高。
●『9-nine- Ruler's Crown』「Branch 12」
●『SI-VIS: The Sound of Heroes』9th Live「もう一度、優しい笑顔の君に会いたい」
どちらも、よく話は理解でいないまま観ていたけど、これら2本は「なんかすげー!」と超楽しくなって何回も観れた。
『9』はループ展開と素朴な絵での物騒な描写の相乗効果で天丼芸として抜群。『シーヴィス』の学園祭クライマックスは、なんかすごいクライマックス感ある挿入歌付き戦闘だった。今年一番『シンフォギア』みたいなブチ上がりを感じたかも知れない。
●『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』第十一話「一番強いのはタックル」
柴田ヨクサル信者として、こんなにリッチなアニメ化は感謝しかない。そのなかでもヨクサルエッセンスを一番感じられる1話を。
アニプレックス様におかれましては、何卒『エアマスター』のリメイクを、これくらいの具合で……。
●『アン・シャーリー』第24話「今日はあたしたちの幸福の誕生日よ」
展開スピード厨として、ずっとメロメロだった『アン・シャーリー』。その最終話も、幼馴染のギルバートが腸チフスで危篤に!でもなんか治った!くっついた!とすごかった。God Speed You!!
●『小泉八雲のKWAIDANの世界 アニメルック版』第1話「耳なし芳一」
2025年を語るのにAIは欠かせない。アニメでも『ツインズひなひま』やサイコガンや、あと業界でも何か共同声明を出したりしていた。
↑イケハヤのこれとかもなかなかだった。
でも一番はやっぱり『小泉八雲のKWAIDAN(怪談)の世界』。AI生成で、リアルタッチとアニメを同時展開! 山陰地方だけの放送だけど、同じタイミングで始まった小泉八雲モノの『ばけばけ』より話題性あるぜ! 耳なし芳一に書かれる般若心経がほぼ日本語じゃないとか、そんな細かい話はどうでもいい!
今年もアニメが楽しかったです。すべての関係者に感謝を。ちなみに一番のアニメは『神統記(テオゴニア)』です。
0 件のコメント:
コメントを投稿